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環境技術評価研究所:トピックス 土壌試料の取り扱いと試料溶液の調製方法(告示第18号) |
環境技術評価研究所作成 |
分類 | 特定有害物質の種類 | 土壌の取り扱い | 試料の作成 | 試料溶液の調製 |
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第 一 種 特 定 有 害 物 質 12 項 目 |
四塩化炭素 | 測定対象成分は揮発性が高いので、密閉できるガラス製容器又は測定対象物質を吸着しない容器に空隙ができないように入れる。試験は、採取後直ちに行うが、できない場合には、4℃以下の冷暗所に保存する。1,3-ジクロロプロペンは、凍結保存する。 | 採取した土壌から粒径5mmを越える中小礫、木片などを除去する。 | 攪拌子を入れたねじ付き口三角フラスコに試料(g)と溶媒(JISK0557のA3又はA4の水)(ml)とを重量体積比10%の割合でとり、密栓する。混合液が500ml以上となるようにし、容器のヘッドスペースをできるだけ少なくする。 |
1,2-ジクロロエタン | ||||
1,1-ジクロロエチレン | ||||
1,2-ジクロロエチレン | ||||
1,3-ジクロロプロペン | ||||
ジクロロメタン | ||||
テトラクロロエチレン | ||||
1,1,1-トリクロロエタン | ||||
1,1,2-トリクロロエタン | ||||
トリクロロエチレン | ||||
クロロエチレン(塩化ビニル) | ||||
ベンゼン | ||||
第 二 種 特 定 有 害 物 質 9 項 目 |
カドミウム及びその化合物 | 土壌はガラス製容器又は測定対象物質を吸着しない容器に入れる。試験は、採取後直ちに行うが、できない場合には、暗所に保存し、できるだけ速く試験を行う。 | 採取した土壌を30℃を越えない温度で風乾し、中小礫、木片などを除去、土塊、団粒を粗砕した後、非金属製のふるい2mmの目ふるいを通過させ、十分混合する。 | 試料(g)と溶媒(JISK0557のA3又はA4の水)(ml)とを重量体積比10%の割合で混合し、かつその混合液が500ml以上となるようにする。 |
六価クロム化合物 | ||||
シアン化合物 | ||||
水銀及びその化合物 | ||||
セレン及びその化合物 | ||||
鉛及びその化合物 | ||||
砒素及びその化合物 | ||||
ふっ素及びその化合物 | 土壌はポリエチレン容器又は測定対象物質を吸着しない容器に入れる。試験は、採取後直ちに行うが、できない場合には、暗所に保存し、できるだけ速く試験を行う。 | |||
ほう素及びその化合物 | ||||
第三種特定有害物質 | シマジン | 第一種とほとんど同じであるが、農薬の場合は、密閉できる容器でなくてもよい。直ちに試験できない場合は、凍結保存する。 | 採取した土壌を30℃を越えない温度で風乾し、中小礫、木片などを除去、土塊、団粒を粗砕した後、非金属製のふるい2mmの目ふるいを通過させ、十分混合する。 | 試料(g)と溶媒(JISK0557のA3又はA4の水)(ml)とを重量体積比10%の割合で混合し、かつその混合液が1000ml以上となるようにする。 |
チオベンカルブ | ||||
チウラム | ||||
ポリ塩化ビフェニル(PCB) | ||||
有機りん化合物(*1) | ||||
(*1)有機りん化合物はパラチオン、メチルパラチオン、メチルジメトン及びEPNに限る |