環境技術評価研究所:トピックス(用水・排水中の農薬試験方法 (JIS K0128:2000年)(JIS K0102:2013年))
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環境技術評価研究所:トピックス
用水・排水中の農薬試験方法 (JIS K0128:2000年)(JIS K0102:2013年)
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1.農薬の種類
公定法、基準 |
農薬の種類 |
JISK0102 |
有機りん農薬(パラチオン、メチルパラチオン、EPN)、
ペンタクロロフェノール(PCP)、エジフェンホス(EDDP) |
JISK0128 |
58物質(EPN含む) |
環境基準・排水基準 |
チウラム、シマジン、チオベンカルブ |
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2.農薬の種類と分析方法
JISK0128に分類されている。(環境計量士への近道、10版(下)、p.250、251を参照)
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3.前処理(GC/MS、GC法用)
溶媒抽出 |
ジクロロメタン抽出→脱水→ヘキサン→濃縮 |
固相抽出 |
固相カラム→アセトン→溶出液→窒素吹きつけ濃縮 |
カラムクロマトグラフ分離 |
上記の濃縮液をクロマトグラフ分離 |
混合溶媒を用いる溶媒抽出 |
酢酸エチルーヘキサン混合溶液で抽出+ヘキサン溶解→クロマトグラフ分離(備考) |
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4.多成分同時測定法
分析方法 |
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対象農薬 |
GC/MS |
前処理で得た濃縮液をGC/MSに注入し、選択イオン検出法(SIM)またはマスクロマトグラフ(MS)で定量する。
内標準物質(ナフタレン-d8、フェナントレン-d10、フルオランテン-d10、クリセン-d10を用いた内標準法がある。 |
50種 |
①FTDを用いたGC |
検出器にFTD,FPDまたはECDを用いた方法を適用する。
検出器の種類により、対象農薬や感度が異なる。 |
26種 |
②FPDを用いたGC |
12種 |
③ECDを用いたGC |
14種 |
HPLC法 |
前処理で得た液をHPLCに注入し、紫外吸光検出器で測定する。 |
5種 |
①FTD:熱イオン化検出器 ②FPD:炎光光度検出器 ③ECD:電子捕獲検出器 |
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5.個別測定法
農薬をそれぞれ個別に測定する方法が規定されている。
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